身体だけではなく、心も健康でいることが大切です。
誰しも、学校・仕事・人間関係などにおいて悩みが出てきますよね。
最初は”ちょっとした違和感、気にしなくて大丈夫!”と思っていても、同じようなことが続いてしんどくなってくる。
こんな経験、あるんじゃないかなと思います。
悩みを解決するためにオススメなのは「悩みを書き出す」ことです。
まずは私流のノートの作り方をかき、その後に
- 悩みに対しての行動まで考えられる
- 自分の弱い部分と向き合える
- 自分ひとりで行える
このメリットについて、詳しく書いていきます。
ノートの作り方
まずは十分な時間と落ち着いた環境、ノート(紙)・ペンを準備します。
ノート(紙)は自由度が高い白紙がおすすめです。罫線があると、無意識に罫線に合わせようとしてしまいます。
パソコン入力でも問題ないのですが、以下の理由から「かくこと」を推奨しています。
- PC入力に比べて紙は自由度(文字の大きさ・書き方・装飾・かくもの)が高い
- PCだと、自分の思考が自動変換機能に引っ張られてしまう
- 作業をはやく終わらせる必要がない(PCによるメリットが不要)
- 完成したものを誰かに共有する必要がない(PCによるメリットが不要)
自由にかく
まずは「自由に」かいていきます。
文字の大小・並び・誤字脱字、気にしないでください。
- 自分が悩んでいること、嫌な思いをした出来事
- 感情
- 絵を描いてもOK などなど
ただし、今回はストレス発散に文字をかいているわけではありません。
”書き殴る”のではなく、
感情や出来事を思い出す→思い出しながら、言葉にしていく
という工程を必ず踏んでください。
仕分けをする
書き終えたら、内容を仕分けをしていきます。
- 相手部門(相手の行動に触れている部分)
- 自分部門(自分の感情等を表現している部分)
仕分けをして、自分の行動で変えられる要素を見つけます。
相手部門
まずはじめに、相手の行動は”自分では変えられない部分”と認識してください。
変えられるのは「自分の行動・考え方のみ」です。
相手が変わるかどうかはあくまで相手次第。
こちら側でできる最大限は、変わるきっかけを種まきしていくことです。
(例)仕事をしない部下がいる
✕:どうして仕事をしないんだ!
◯:仕事をしない環境を自分がつくっているかもしれない、どこか改善できることはないか
自分部門
自分ごとなので考えやすいです。
悩みや感情に対して、どのような行動をすべきかを考えます。
やり方としては、「なぜ?」を繰り返すことがオススメです。
(例)悩み:時間がない なぜ?→やることが多い なぜ?→優先順位がつけられず作業数が多く感じる →まずはやることに優先順位をつけていこう
自分の生活スタイルや環境もすべて含めたうえで考えていくことが大切です。
メリット①:悩みに対しての行動まで考えられる
- 「よくわからないけど」もやもやする
- 「なんか」むかつく
など、負の感情を抱きながらも、その原因が曖昧なことはありませんか。
原因が理解できないままだと、「まぁいいや」「時間が経ったら忘れるだろう」とそのまま放置されがちです。
そうなると、また同じようなことが起こった場合にもやもや…と負のループにハマってしまいます。
今回の作業は、悩みに対して問いかけをしたうえで具体性を持たせていく。
最終的に悩みに対しての行動まで考えるため、今後同じような事が起きても悩むターンにはいることなく進むことができます。
メリット②:自分の弱い部分と向き合える
悩みに具体性を持たせていくと、どうしても自分の隠したい部分(弱いところや苦手なこと・避けてきたところ)と向き合う瞬間がでてきます。
弱い部分を受け入れることはとても勇気がいることです。「自分にはできないことがある」と認めることですからね。
もし弱い部分も見られたくないのであれば、ひたすら隠し続けるより、一旦受け入れて、もし改善できそうであれば行動を起こしていく。
後者のほうが気を張らず、「弱い部分を見られない」ことを根本的に解決することができます。
勇気を出して、やってみましょう。
メリット③:自分ひとりで行える
他人とやらなくて良いというメリットとして見出しをかいていますが、むしろ「ひとりで行うこと」をオススメします。
ここまでかいたように、「悩みをノートに書き出す」ことは、作業的にはシンプルですが気持ち的にはとてもしんどくて時間がかかります。
日常を過ごしていると他者との関わり合いが多く、ひとりの時間をつくること自体が難しいです。
自分の気持ちに向き合うことなく過ごしている方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、今回のように自分の内面に向き合える機会には、ひとり時間をぜひ確保してみてください。
まとめ
今回は、「悩みをノートに書き出す」方法・メリットについて書いていきました。
- ノートのつくりかた
- 悩みに対しての行動まで考えられる
- 自分の弱い部分と向き合える
- 自分ひとりで行える
この作業ですが、全体を通して正直すごくしんどいです。自分をさらけ出す必要があるからです。
ただ、真剣に行うほどに自己理解を深めることができ、なおかつ今後同じことで悩まずにすみます。
日常だと、どうしても他者との関わり合いが多く、自分に向き合う時間がとれませんよね。
もし今悩みを抱えている方、一度自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
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